エコー(超音波)検査
健康診断としても広く行われています。
超音波を使って内臓の位置や形を診る検査です。
腹部の内臓だけでなく、乳腺や甲状腺疾患の診断にも有効です。
肝臓、胆嚢、膵臓などの腫瘍や結石の診断にも有効です。
また乳ガン、甲状腺ガンの診断が可能です。
この検査の最も優れている点は、検査を受ける人の苦痛がないことです。
乳腺や甲状腺の超音波検査には絶食は必要ありませんからいつでも受けることができます。
腹部の検査は絶食状態の方が望ましいこともありますが、特に前処置を必要とせずいつでも受けることができます。
無症状のうちに胆嚢結石や、内臓の腫瘍を診断することが出来るようになったことには、この検査が果たす役割も大きいです。
よく膵臓の腫瘍は診断が難しいと言われます。
たしかに超音波検査で膵臓を隅々まで観察することは難しいことが多いのですが、場所によっては比較的小さなうちに診断できることもあります。
定期的に受けることが望ましい検査のひとつです。