内視鏡検査
当院では痛くない苦しくない内視鏡検査を心掛けています。
検査に際して胃腸の動きを止めるお薬や安定剤を注射することはなく、検査が終わればすぐに帰宅することが可能です。
胃カメラ
口や鼻から柔らかいカメラを挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を観察する検査です。
当院の胃内視鏡検査は経鼻内視鏡検査が可能な約5.9mmの細い内視鏡を採用しています。
この細い内視鏡を鼻から挿入することによって嘔吐反射を軽減することができます。検査前には鼻に麻酔を行います。
鼻に麻酔をすることによって楽に検査を受けることができます。
組織検査をしない場合にはすぐに食事を摂ることも可能です。
検査当日は朝絶食で来院していただき、まず胃の中をきれいにする液(ガスコン水)を飲んでいただきます。
次に、鼻またはのどに麻酔をしてから検査を行います。検査をすることで胃・十二指腸炎やポリープ、胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎といった良性疾患だけではなく、早期の胃癌、食道癌などについても診断することができます。
また、生検といって病変が疑われる部位の組織を一部採取して確定診断を行うことが可能です。
ピロリ菌の検査も行えます。
【所要時間】 約5~10分程度です。 検査料金 保険診療です。
■胃カメラ検査のみで約4,000円(3割負担の場合)です。
■色素検査、ピロリ菌検査、病理検査など検査の追加により料金が加算されます。
(上記費用に診察料・投薬料は含まれません)
大腸カメラ
肛門から一番奥の盲腸まで内視鏡を挿入して、大腸の観察を行います。
検査前日は検査食を摂っていただき、夜は軽めの下剤を飲んでいただきます。
検査の当日は自宅で朝から2リットルの腸管内洗浄液を飲んでいただき、腸がきれいになってから来院して検査を開始します。
検査をすることで大腸癌、大腸ポリープ、大腸炎、クローン病などの診断が可能です。
血便・下痢や便秘・残便感・排便時におなかが痛む・おなかが張る・便が細くなるなどの症状がある方は、大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。
【所要時間】 約15~30分程度です。検査料金 保険診療です。
■大腸カメラ検査のみで約5,000円(3割負担の場合)です。
■色素検査、病理検査など検査の追加により料金が加算されます。
(上記費用に診察料・投薬料は含まれません)